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井上 一鷹氏
Kazutaka Inoue

プロフィール

慶応義塾大学理工学部応用化学卒業後、新卒でADLに入社。大手製造業を中心とした事業戦略、技術経営戦略、人事組織戦略の立案に従事。現在は株式会社ジェイアイエヌにて、R&D室マネジャー。

現在の私のミッション

現在、JINSというメガネの小売会社にて、JINS MEMEというセンシング機能を持った全く新しいメガネ(https://www.jins-jp.com/jinsmeme/)の商品開発、事業開発を一貫して行っています。最初は1人で始まり、3年ほどの今は社内外合わせて、100人程度の人が関わる新規事業になっています。まだ道半ばですが、この事業の成功は、全く新しいライフスタイルを世の中に提供する、日本企業で言えば30年以上前にSonyが発売したウォークマン以来の、本当の意味でのイノベーションになることだと考えております。ちゃんとそこまで最高の事業に仕上げたいと考えています。
実は学生時代には、勉学にも遊びにも全力で打ち込んだタイプの人間ではない普通の私が、なぜ今このミッションに本気で立ち向かっているか、と、ふと不思議に思うことがありますが、ADLで培った多くの点がそうさせているのだ、と改めて思う今日この頃です。

ADLで培った“心”

ADLのクライアントとADLの社員は、クライアントのお客様のために、「誰よりも考え抜くこと」と「誰も思いつかなかった提案をすること」に死力を尽くす人ばかりでした。そして、その好奇心と想像力がある人が、人を本当の意味で幸せにできる新しい商品であり、新しいライフスタイルを作り上げることができる、ということが自然に当たり前に私のマインドを形成していきました。
事業会社でその一翼を担っていても、それが間違いない真理であると再確認することばかりです。誰もがそれを当たり前に持ち備えている組織に、最初のキャリアを置けたことは、本当にツイていることだと感じます。

ADLで培った“技”

ADLにて、クライアント企業の「研究所の奥底の種の掘り起し」から「お客さんへの翻訳、実際の事業作り」まで一貫して、深く入り込んで具体的な内容を詰めることで、事業開発を俯瞰できる力と特定の領域を深く深く突き詰めて考え切る力を得たと思います。
具体的⇔抽象的を行き来する力と、仮説を構築しその検証プロセスを回し続けるという思考のインフラのようなものを培う経験になりました。

ADLで培った“体”

知的生産活動は、生みの苦しみが常につきものです。そのことに対して、よくどんな逆境でも立ち向かえるストレス耐性が大事だと、言う論調があります。しかしADLで学んだことは、それに似て非なるものです。辛い時、辛さを感じても立ち向かうストレス耐性よりも、もう一歩踏み出して、拍車をかけて楽しくなっちゃうまで、仮説とその検証プロセスに傾倒する力を磨く5年間でした。これは、何よりも自分の財産になっています。