提供サービス / 機能別領域 / 事業戦略・ビジョン策定

不確実性のマネジメント

 企業を取り巻く環境は、単純にかつての延長線上に描き得たものではなくなってきました。将来をロードマップ的に描きえた世界から、エレクトロニクス・情報技術・バイオ・ナノテクノロジーなど、様々な領域の相乗的融合が全く新しい産業システムと事業機会を創出する世界へ。
業容を死守して機を待つ戦略は、もはやかならずしも成功を約束しません。さらなる成長を目指すうえでは、ルールブレイカー的領域にも大胆にリスクをとって踏み出すことが必要なのです。しかしながら、特に企業の規模が大きく(かつ業績が好調であればあるほど)、思い切った舵取りはしにくい慣性力が働きがちです。これからの経営意思決定に求められること、それは、リスクをいたずらに回避するのではなく、リスクをリスクたらしめる“不確実性”の理解に基づき、“信じ込める道筋”を描き指針とすることです。

 

“将来構想”の支援

 変化の速度が速まり、日々あらたな何かが起こりつづける市場。そこで将来を描くとき、逆説的ですが、どうしても個々の企業(特に新参企業)の一挙手一投足に目移りしてしまう罠に陥りがちです。たしかに、市場や顧客、競合の活動を分析して、自社がとるべき次の一歩を帰納的に描く重要性は言を待ちません。
しかしADLは、企業のビジョンや戦略を描くとき、たとえば数十年後の遥か遠くを見遣って、“最終的にその対象市場がどうなってしまうのか”も踏まえて演繹的に考えることをあわせて重視します。競合する各社が各様に行うチャレンジを都度個別に捉えるのではなく、長い時間軸で自社の進むべき方向を固めること、これこそが“腰の据わった”ビジョン・戦略の礎になる、そう考えるからです。

 

“腹に落ちる”ビジョン・戦略の構築

 成長に向けたビジョンや戦略を描く上でもう一つ重要なこと。それは、“社員の腹に落とす”ことです。経営層でまとめたビジョンや戦略を展開するとき、得てして事業の最前線は“あたえられたもの”としてそれをこなしがちになります。全社として達成を目指すビジョンや戦略を描くとき、そこでは、経営の想いと現場の想いを紡ぎ、全員が信じ込めるものとすることが重要なのです。 ADLは、“Side-by-Side : 常に顧客とともにあること”を基本思想に、クライアント社内の各層の“想い”を丁寧に斟酌し、共有された将来像、及び各位が実行すべきアクションを描き出していきます。ビジョンや戦略のコンテンツ(内容)は勿論重要です。ただしそれに命を吹き込むためには、コンテキスト、すなわち、どうやって作られたか、も重要。そう我々は考えています。

事業戦略・ビジョン策定領域における代表的プロジェクト事例

・エレクトロニクスメーカー 技術潮流を踏まえた事業ビジョン構築支援
・エレクトロニクスメーカー 真の21世紀ソリューション企業に向けた成長戦略構築支援
・大手総合化学メーカー 長期グランドデザイン構築
・大手食品メーカー 近未来事業環境シナリオを踏まえた中期経営計画策定支援
・国内電力会社 新機軸事業機会動向に基づく中長期技術開発テーマ同定(ビジョン策定)支援